2024-03-22 / 最終更新日時 : 2024-03-22 nakachuu 初代忠三郎のことば 商売は原料から販売まで含めての総合力|初代中村忠三郎 原料が一等品でも、織り手の腕が三等級では、三等級の商品にしかなりません。どんなに良い糸を使っても、織り手が丁寧さを欠いたり油断をしたりすれば、すぐに三等級のものになってしまいます。 また、原料が一等品で、織り手が一等級で […]
2024-01-09 / 最終更新日時 : 2024-01-09 nakachuu 初代忠三郎のことば 「絶対に成功する」なんてありません|初代中村忠三郎 「絶対に成功すること」なんて、この世の中にはありません。 努力精進によって、成功する確率を高くすることはできます。 慎重用心によって、失敗する確率を低くすることもできます。 ただ、絶対に成功する、とか、絶対に失敗しない、 […]
2023-08-22 / 最終更新日時 : 2023-08-22 nakachuu 初代忠三郎のことば 仕事を渡す 席を譲る|初代中村忠三郎 人はいつまでも生きられません。 事業を続けていくためには、自分の仕事を、次の人に渡していかなあきません。 次の人に渡せなければ、自分がいつまでも生きてなならん。そんなこと、できしません。 自分はまだまだ現役やとか、まだま […]
2023-07-04 / 最終更新日時 : 2023-07-04 nakachuu 初代忠三郎のことば 商売の要諦は、お金を「正しく」使うこと。|初代中村忠三郎 商売の基本は、お金を使って、お金を増やすことにあります。 商売は、お金を「使うこと」から始まります。決して、お金を「もらうこと」から始まるのではありません。 使わんとため込む、自分のところでせき止めるような「蓄財」とは、 […]
2022-11-22 / 最終更新日時 : 2023-03-04 nakachuu 初代忠三郎のことば 「あれがない」「これがない」は、腕のない・知恵のない証拠です。|初代中村忠三郎 「あれがないから、これができへん。」「これがなくなったから、あれができんようになる。」 そんなんは、当人の腕が無い証拠。腕だけでなく、知恵もない。工夫もない。まったくもって、情けない。 ないなら自分が作ればよろしい。そん […]
2022-05-20 / 最終更新日時 : 2023-03-04 nakachuu 初代忠三郎のことば 商売半分、生涯半分。|初代中村忠三郎 商い(あきない)は、商売半分、生涯半分ぐらいがよろし。 全部が全部、単に売ったり買ったり、どれだけ儲かったかしか考えない「商売」になってしもたら、商いはまことに味気ない、しょうもないもんになってしまう。 ただ、全部が全部 […]
2022-02-03 / 最終更新日時 : 2023-03-04 nakachuu 初代忠三郎のことば ひとさまのことはいいなさんな|初代中村忠三郎 他人様(ひとさま)のもんのことを、とやかく言いなさんな。 自分とこのもんが良いなら、その良さだけをしっかり伝える。 なにも、あちらさまのものに比べてこちらがこれだけ優れているとか、あちらさまのもんはここが至らんとか、余計 […]
2021-04-13 / 最終更新日時 : 2023-03-06 nakachuu 初代忠三郎のことば 神輿は四人でかつぐもの|初代中村忠三郎 何をするにも、ひとりでやるというのは具合が悪い、恰好が悪い。 御神輿も四人で担いで、初めて一人前。 誰かひとりにしわ寄せがいくようでは、長くは続きません。 自分ひとりでなんでもかんでもやってしまう、もうけもみなひとりで取 […]
2021-03-23 / 最終更新日時 : 2023-03-06 nakachuu 初代忠三郎のことば 絹で遊んだらあきません|初代中村忠三郎 絹で遊ぶようなことをしたらあきません。 繭はお蚕さんが桑を食べて、こつこつこしらえるもんです。 粗末に扱うとばちがあたります。 絹は、綿や麻と同じく自然からいただくもんです。 昔から、米・味噌・醤油と同じように、人間の生 […]